当院に入院している患者さんの「一生口から食べる」をサポートします!
食べることは、食べ物を食べ物として認識するところから始まり、口、のど、食道など様々な器官が関わっています。病気や加齢の影響でそのどこかの力が弱くなると、飲み込み(嚥下)が難しくなり、口から食べることが難しくなる人がいます。入院している患者さんはそのような状況に陥りやすいのです。
陵北病院歯科摂食嚥下支援センターでは当院入院患者さんを対象に「口から食べる」ことをサポートしています。どうすれば安全によりよい経口摂取ができるのか、お-人お-人に合わせた方法を多職種連携で検討しています。
センターの特徴
1.栄養管理
口から食べることはすなわち栄養を摂取することです。入院している患者さんの栄養を管理することも当センターの仕事です。口腔と嚥下を評価し、適切な栄養管理を推進しています。
2.口腔ケア
口腔ケアは齲蝕や歯周病の予防にもなりますが、肺に食べ物や唾液が入って生じることがある誤嚥性肺炎の予防にもつながります。また、口腔ケアは口の周りのリハビリテーションにもつながります。当センターでは口腔ケアにより口腔機能向上と誤嚥性肺炎予防を実施しています。
3.多職種連携
安全により良い経口摂取を目指すには、歯科だけでなく医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士などの力が必要です。それらの多職種が連携し、多方面からの専門的知識・技術を使ってアプローチをしています。
4.嚥下内視鏡検査および嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査と嚥下造影検査は、口から食べる上で大変重要な検査です。当センターではこの二つの検査が実施できます。検査によって食べられなくなっている原因を探り、改善方法を検討します。
センター情報
医療法人 永寿会 陵北病院 歯科
摂食嚥下支援センター
TEL:042-651-3231
FAX:042-651-2320
診療時間:月~金 10:00~16:00